2016年08月15日

欠陥住宅について(欠陥とは)

 家を購入して住み始めたら、施工不良で壁に亀裂が発生した、雨漏りが発生した、地盤が傾いたなど、住宅を巡るトラブルは後を絶ちません。大きな買い物として慎重に検討したつもりでも、その専門性ゆえに、購入者の視点からは容易に判別できない要素も存在します。

 このカテゴリでは、いわゆる欠陥住宅問題について、@「欠陥」とは何か、A欠陥があった場合には誰にどのような請求ができるのか、Bその期間はいつまでか、を順を追ってご説明致します。

(1) 欠陥とは何か
 欠陥住宅問題における「欠陥」とは、法律上は「瑕疵(民法570条、634条)」と言われます。
 この「瑕疵」は、建築基準法違反など、明らかに法律に違反している場合に認められることはもちろんですが、このような法律に違反していなくても、施工内容が約束とは異なっていて、その約束が特に契約の重要な内容となっていたと認められるような場合にも「瑕疵」に当たると考えられています(最高裁平成15年10月10日判決)。
 そのため、瑕疵があるかどうかを判断する際には、法令違反の有無、事前の約束の有無や内容、その約束の存在を裏付ける証拠の有無などを慎重に検討しながら、場合によっては建築士などの専門家とも協同して判断をしていくことになります。

【仙台あさひ法律事務所ホームページ】

【仙台あさひ法律事務所Facebook】


 
posted by 仙台あさひ法律事務所 at 16:06| 欠陥住宅問題