2014年07月31日

仙石線、来年全線再開へ

今日の朝刊に、来年6月に仙石線が全線再開するという記事が掲載されていました。

本来、仙石線はあおば通駅と石巻駅を一本で結ぶ路線であり、震災前は仙台から石巻まで乗り継ぎ無しで移動できたのですが、震災後は、一部区間が不通となったため、代行バスへの乗り換え等が必要になっていました。

しかし、上記のとおり来年6月から仙石線が全線再開することで、電車での移動が楽になりますし、しかも震災前に比べて仙台石巻間の所要時間が10分ほど短縮されるそうです。

個人的には、車やバスでの移動も好きですが、落ち着いて仕事をするには電車が一番だと思っているので、震災前同様、乗り換え等を気にせずじっくり仕事ができるのはありがたいです。

とかなんとか言いながら、電車に乗ると結構な確率で寝てしまうので、僕にとってのメリットは仕事よりも寝れることかもしれません。

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2014年07月20日

DNA鑑定と親子関係(最高裁平成26年7月17日判決)

ニュースなどでご存知の方も多いかと思いますが、平成26年7月17日、最高裁は、DNA型鑑定で血縁がないと証明されても、それだけで一度決まった父子関係を取り消すことはできない、という内容の判決を下しました。

事案は、妻が夫とは別の男性と交際し、出産した子と交際男性との間でDNA型鑑定をしたところ、生物学上の父子関係が「99・99%」との結果が出たため、妻が子を原告として、夫とは親子でないことの確認を求めて提訴したというものです。

民法上、妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する(=嫡出推定。民法772条1項)という規定があり、これを覆すためには、法律上は、夫が子の出生から1年以内に訴えを起こすことにより認められる「嫡出否認の訴え」(民法774〜778条)によるしかありません。
しかし、妻側は、生物学的に夫が子の父でないことは明らかであるから、嫡出否認の訴えによるまでもなく、夫と子との親子関係は存在しないとして、本件訴訟を提起しました。

一、二審はいずれも父子関係を取り消す判決を出したため、父子関係の維持を求める夫側が上告したことに対し、判断したのが、本件最高裁判決です。

最高裁判決は、「子の身分関係の法的安定を保持する必要性」を根拠として、夫と子との間に生物学上の父子関係が認められないことが科学的証拠により明らかであり,かつ,子が,現時点において夫の下で監護されておらず,妻及び生物学上の父の下で順調に成長しているという事情があっても、嫡出推定を覆すには原則として嫡出否認の訴えが必要であり、本件で親子関係不存在の確認を求めることはできないとして、妻側の訴えを退けました。

ただし、最高裁判決は、判断した5人の裁判官のうち、多数意見が3人、反対意見が2人と、極めて僅差であり、上記の問題については、それだけ難しい判断を迫られたものであるということを物語っています。

反対意見は、
「血縁関係のある父が分かっており,その父と生活しているのに,法律上の父は他の男性であるという状態が継続するのである。果たして,これは自然な状態であろうか,安定した関係といえるであろうか。」
と疑問を投げかけ、

一方で多数意見(補足意見)は、
「外観上夫婦がそろったごく一般的な家庭に生まれた子であっても,たまたま何かの機会にDNA検査をしたところ生物学上の父子関係がないことが判明した場合は,いつでも,利害関係がありさえすれば誰でも,親子関係不存在確認の訴えを提起して,その不存在を確認する判決を受けることができるという・・・立場は,法律上の親子は生物学上の血縁だけで結ばれているというに等しい」
として、先例として本件訴えを認めることによって、身分関係を不安定にする結果を招くという趣旨の意見を述べています。

多数意見と反対意見においては、生物学上の父子関係をどこまで重視すべきか、子どもにとって一番の幸せは何か、といった観点からも意見が述べられていますが、DNA鑑定が存在しなかった時代に作られた現行民法が、上記のような問いに正面から答えることは、もはや不可能な状態にあるとも考えられます。

今後、上記のような嫡出否認の問題に関しては、立法論も含めて議論がなされるべき分野であるといえるでしょう。


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2014年07月14日

貫禄の優勝

2014W杯は、ドイツが延長戦を制して24年ぶりの優勝(東西ドイツ統合後は初優勝)を果たしました。

アルゼンチンの戦いぶりも見事でしたが、今大会のドイツは、優勝するにふさわしいチーム力を備えており、まさに貫禄の優勝だったと思います。

個々人の走力と正確なパスに支えられた攻撃は、スピード感に溢れ、相手の隙を逃さない確実性もありました。
ブラジル戦の7得点は、まさに圧巻でしたね。

しかし今大会の立役者は、なんといってもGKのノイアーではないでしょうか。

驚くほどの守備範囲の広さと前に出る勇気は、相手FW陣に相当なプレッシャーを与えていたと思いますし、一方で、シュートコースを見極めて無駄なセービングはしないなど、冷静な判断力も持ち合わせていました。

ブラジルのシュートを止めに止めたメキシコのオチョアや、PK戦のために投入されて見事期待に応えたオランダのクルルを含め、今大会はGKの活躍が目立った大会でもありました。

また、ハメス・ロドリゲスという、新たなスターも誕生しました。

四年後はどんな大会になるのか、それを楽しみにしながら、2014W杯関連の投稿はこのあたりで終えたいと思います。
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2014年07月05日

欠陥住宅110番

本日午前10時から午後4時まで、仙台弁護士会館において、「欠陥住宅とうほくネット」という任意団体主催の電話相談(欠陥住宅110番)が実施されました。

今回の電話相談では、合計26件と多数の相談がありました。

内容としては、新築住宅において、結露の被害が生じたとか、リフォームを依頼したら、想定していたよりも高額の請求をされたという問題、その他、地盤や擁壁の問題なども含めて、多種多様の相談がありました。

今回の電話相談を通して、欠陥住宅に関しては、未だ潜在的被害が多数存在することを改めて認識させられました。

今後も、引き続き同様の電話相談を実施することにより、少しでも多くの方の被害が回復されることを願います。

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